実践事例

学びの場
学校段階
主な対象障害
教科等
特性・ニーズ
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自分や友だちの描いた作品を鑑賞するための指導・支援
概要
①一つの活動に対して、集中を持続することが難しい
②提示されたものを見るとき、視線は向けるが、見続けることは難しい
③興味があるものに関しては、見続けることもある
事例
1日の流れを確認し、見通しを持って活動に取り組むための支援
概要
・個別の端末でイラストや写真等の視覚的支援により、手元で1日の流れが把握できる。
・スライドにまとめた時間・場所・活動内容のイラストや文字を見ることで、1日の生活で見通しを持って活動に取り組むことができる。
事例
物語文を読んで、感じ取った登場人物の気持ちや場面の情景を表現する指導
概要
・自分の考えや思いなどを表現する語彙が多くない。
・選択肢があると答えやすくはなるが、自分の考えがあっても選択肢に影響されてしまう。
・学習したことが成果物として残らないと、学習したことが記憶に残りにくい。(学習経験を手がかりにして、学習内容を想起するため)
・その時々で回答が異なり、場面ごとのまとまりとしてに登場人物の気持ちや情景を想起しにくい。
事例
情報端末機器に慣れ、より主体的に学習に取り組むための指導
概要
・自立活動を主とした教育課程を履修しており、身体的・心理的なストレスを抱えると体調を崩しがちである。緊張が高まると震えたり表情が固まったりする。
・他者の意図を汲むことや文字(漢字)を読むことなどに困難が見られる。
・タブレット端末やパソコンを扱うことに興味関心度が高いが、操作性は未熟である。
・他者とのコミュニケーションを取ることに時間を要する。(慣れるまでに時間や期間がかかる。)
・初めての場所や集団参加が苦手であり、過度な緊張が見られる。
事例
他者との関わりや自分の役割を感じられる合同授業の工夫~重度重複障がい児の教科学習の充実に繋がるICT活用~
概要
・個々の実態に応じたAAC機器を用いる。
・わかりやすく情報を共有できるように、視覚支援に音声を対提示する。
・係活動における双方向の関わりを通して、集団での役割や人との関わり等の社会性を育む。
事例
コミュニケーションの指導
概要
・普段からよく使用する言葉(号令や挨拶、お願い事等)をDropTalkに登録し再生する。
・咄嗟の会話、発表については読み上げアプリやメモ帳アプリに入力し再生する。
事例
鉄琴に合わせて音を鳴らす指導
概要
iOAKで眼球の動きをスイッチ化し、MaBeee電池を入れた『打楽器お助けとんとん君』を動かす
事例
病室で楽器の音を鑑賞する指導・支援
概要
・病院に長期入院しており、ベッドサイド授業を受けている
・病室に一般の入院患者もいることから、直接楽器の音を聴くことが難しい
・視力が低い上、瞳に軟膏を塗る等の処置を必要とするため、視覚支援だけでは学習が難しい
・障がい状況や常時必要なケアにより、身体の可動域が限られている
事例
出来事や自分の気持ちを整理し、相手に伝えるための指導
概要
・アプリ「えにっき」を用いて、発表したり、保護者や他の教師に伝えたり、質問されたりすることで、出来事や感想が相手に伝わりやすくなり、笑顔が見られるようになった。ストレスによる手足の付随運動も減少した。
事例
仕事について考えるためICTを使って情報収集をする指導
概要
・iPadで興味関心を持ったことを、すぐに調べたり、また調べたことをみんなに情報共有したりすることで、仕事に対する興味関心が広がると考えられる。地図上で自分の近くにある施設を調べることで、将来の生活などを考えるきっかけができると考えられる。
事例