実践事例
遺伝子の変化と進化の仕組み
概要
・Web 会議システムを活用することで、学校と自宅をつなぎ、同じ場にいるように学習を行うことができた。
・改まった場での意見交換だけではなく、お互いの表情を見ながら一緒に観察ができ、つぶやきのような小さな情報も得られる。そのため、個別の学習よりも対話的で深い学びを得ることができた。
・1回の時間が短く、操作がシンプルなシミュレーターを採用したので、「次はこの条件にしてみよう」とさまざまな意見が出しやすい環境を作ることができた。多くの試行が可能となり、豊富なデータを基にした考察を行うこと
ができた。
・本来 Zoom には共有した画面を操作する機能があるが、本校の運用方法ではその機能を使うことができなかった。将来的には自宅で学習している生徒がシミュレーターを自分で操作して実験や観察を行うことで、より学習に参加しているという感覚を得られるようにしたい。
・改まった場での意見交換だけではなく、お互いの表情を見ながら一緒に観察ができ、つぶやきのような小さな情報も得られる。そのため、個別の学習よりも対話的で深い学びを得ることができた。
・1回の時間が短く、操作がシンプルなシミュレーターを採用したので、「次はこの条件にしてみよう」とさまざまな意見が出しやすい環境を作ることができた。多くの試行が可能となり、豊富なデータを基にした考察を行うこと
ができた。
・本来 Zoom には共有した画面を操作する機能があるが、本校の運用方法ではその機能を使うことができなかった。将来的には自宅で学習している生徒がシミュレーターを自分で操作して実験や観察を行うことで、より学習に参加しているという感覚を得られるようにしたい。
音の性質を調べて利用しよう
概要
・最初は、楽器の操作や出た音に強い興味を持っていた。実験を行う中で、録画で改めて見返すことにより楽器の変化について詳細に観察することができた。
・他の生徒が操作した楽器の様子も観察することで、実験の様子や意見を共有することができた。
・変化した場所を画面上で拡大し、〇で囲むことで、注目する箇所がよく分かった様子であった。
・今後は生徒自身がタブレット端末や電子黒板への書き込みを使用し、更なる主体的な活動を展開していく。
・他の生徒が操作した楽器の様子も観察することで、実験の様子や意見を共有することができた。
・変化した場所を画面上で拡大し、〇で囲むことで、注目する箇所がよく分かった様子であった。
・今後は生徒自身がタブレット端末や電子黒板への書き込みを使用し、更なる主体的な活動を展開していく。
ごんの気持ちにせまろう
概要
【成果】
・伝え合いの際、自然とタブレットの画面を持って話し合うことができていた。児童自身も「タブレットがあった方が説明しやすい。」と話し、タブレットを用いた学習に自信を感じているようであった。
・説明の中で、注目してもらいたい部分を拡大させるなど説明の仕方にも工夫を加えていた。
【課題】
・Teams(OneNote)の特徴として、キーボードでの打ち込みが横書きになってしまう。国語なので縦書きにしたかったが、機能的に難しさがあった。児童は、縦書きでも横書きでも気にしていない様子ではあった。しかし、ノート を見直した際、手書きは縦書き、打ち込んだものは横書きと混在しているので、縦書きで統一できればよかったと思う。
・伝え合いの際、自然とタブレットの画面を持って話し合うことができていた。児童自身も「タブレットがあった方が説明しやすい。」と話し、タブレットを用いた学習に自信を感じているようであった。
・説明の中で、注目してもらいたい部分を拡大させるなど説明の仕方にも工夫を加えていた。
【課題】
・Teams(OneNote)の特徴として、キーボードでの打ち込みが横書きになってしまう。国語なので縦書きにしたかったが、機能的に難しさがあった。児童は、縦書きでも横書きでも気にしていない様子ではあった。しかし、ノート を見直した際、手書きは縦書き、打ち込んだものは横書きと混在しているので、縦書きで統一できればよかったと思う。
合同な図形
概要
【成果】
・タブレット端末の画面上、「図形を実際に自分で動かせる」ということで児童はとても意欲的に取り組むことができた。また、図形を消してしまっても大丈夫という安心感から、「色々と動かしてみよう」「試してみよう」という積極性が生まれていた。主体的な学びにつながったと感じている。
・友達と考えを伝え合う場面で、自分の考えを伝えることが苦手な児童も、図形を動かして見せることで、友達に考えを伝えることができていた。対話的な学びを実現できた。
【課題】
・学習はスカイメニュー、振り返りはパドレット等、色々なツールを使っているため、児童が学習を確認したいと思った時にどこを確認すれば良いか迷うこともあると感じた。そのため、学習後のまとめ方を考える必要がある。
・タブレット端末の画面上、「図形を実際に自分で動かせる」ということで児童はとても意欲的に取り組むことができた。また、図形を消してしまっても大丈夫という安心感から、「色々と動かしてみよう」「試してみよう」という積極性が生まれていた。主体的な学びにつながったと感じている。
・友達と考えを伝え合う場面で、自分の考えを伝えることが苦手な児童も、図形を動かして見せることで、友達に考えを伝えることができていた。対話的な学びを実現できた。
【課題】
・学習はスカイメニュー、振り返りはパドレット等、色々なツールを使っているため、児童が学習を確認したいと思った時にどこを確認すれば良いか迷うこともあると感じた。そのため、学習後のまとめ方を考える必要がある。
修学旅行を楽しもう~日光ってどんなところ~
概要
・普段からインターネットなど、情報活用能力の育成に取り組んでいるので、検索キーワードなど自分で考えて検索することができた。
・検索したものは、大人向けに書かれている記事が多いため、内容の理解に難しさを感じる児童もいた。
・インターネットだけではなく、社会科の教科書や資料集も取り入れて調べられるようにすることで、児童に合わせた調べ学習を行えるようにした。
・パドレットのマップ機能を使うことで、自分の住む場所から日光がどのくらい離れているのか、どの方角にあるのかなどが分かりやすい様子であった。
・検索したものは、大人向けに書かれている記事が多いため、内容の理解に難しさを感じる児童もいた。
・インターネットだけではなく、社会科の教科書や資料集も取り入れて調べられるようにすることで、児童に合わせた調べ学習を行えるようにした。
・パドレットのマップ機能を使うことで、自分の住む場所から日光がどのくらい離れているのか、どの方角にあるのかなどが分かりやすい様子であった。
自分を知り、職業について考えよう
概要
・2年の職場体験学習の事前調査で、複数の職業分類の中から一時的にでも希望を考えられず、「今は考えたくない」「その時(就職時)考えればいい」と答えていた生徒が、授業が進む中で選択肢を選び調べられるようになった。また、AI の支援で調査結果を見やすくまとめることができた。
・本来ならば、自分で調べた結果を友達と共有することで理解が深まることが期待できる。しかしながら、自閉・情緒学級の生徒の中には、こうした学習を苦手とする者も多い。そのため、それぞれの生徒が教師と個別に調査結果を共有することで、友達とのグループ学習の代替とした。ただし、電子黒板を通して自らの調査結果を公表されても抵抗のない生徒もいて、そのような形で情報共有を図ることができた。
・今回は、自閉・情緒学級の生徒を対象としたが、教師の支援により、軽度の知的障害のある生徒にも活用することが可能と思われる。いずれの場合も取り組むことが難しい生徒には、選択肢の聞き取りなどで入力支援をしたり設問の内容を説明したりする必要がある。
・障害種によっては調査結果に固執することが予想される。そのため、あくまでも現時点での適職の一例として捉えるよう指導する必要がある。
・本来ならば、自分で調べた結果を友達と共有することで理解が深まることが期待できる。しかしながら、自閉・情緒学級の生徒の中には、こうした学習を苦手とする者も多い。そのため、それぞれの生徒が教師と個別に調査結果を共有することで、友達とのグループ学習の代替とした。ただし、電子黒板を通して自らの調査結果を公表されても抵抗のない生徒もいて、そのような形で情報共有を図ることができた。
・今回は、自閉・情緒学級の生徒を対象としたが、教師の支援により、軽度の知的障害のある生徒にも活用することが可能と思われる。いずれの場合も取り組むことが難しい生徒には、選択肢の聞き取りなどで入力支援をしたり設問の内容を説明したりする必要がある。
・障害種によっては調査結果に固執することが予想される。そのため、あくまでも現時点での適職の一例として捉えるよう指導する必要がある。
地図記号を学ぼう
概要
・普段作業が進みにくい生徒も多い中、AI の提案を参考にし、自分の力で作業を進めることができた。また絵を描くことが苦手な生徒も前向きに学習に取り組んでいた。
・AIアプリの基本的な操作を確認するができ、他の授業でも活用できる素地を作ることができた。
・生徒が作成したオリジナル地図記号をクイズ形式の発表会を行った。普段は人前で発表することが苦手な生徒が多いが、堂々と発表することができた。自分で考えた地図記号に自信を持っている様子が見られた。
・多くの生徒が単元終了後に、地図記号がどういうものなのか理解することができたと話をしていた。
△AI アプリの活用にあたっては、使い方を丁寧に説明する必要がある。実際の授業では、アイデアがなかなか浮かばない生徒に画像生成 AI を試すよう促したところ、生成された画像をそのまま模写してしまう様子があった。基本的には「質問する → 提案を確認する → それをもとに自分で考える」という流れを大切にすることが望ましい。AI アプリを授業で活用する際には、その都度使い方や目的を確認しながら進めることが重要だと感じた。
・AIアプリの基本的な操作を確認するができ、他の授業でも活用できる素地を作ることができた。
・生徒が作成したオリジナル地図記号をクイズ形式の発表会を行った。普段は人前で発表することが苦手な生徒が多いが、堂々と発表することができた。自分で考えた地図記号に自信を持っている様子が見られた。
・多くの生徒が単元終了後に、地図記号がどういうものなのか理解することができたと話をしていた。
△AI アプリの活用にあたっては、使い方を丁寧に説明する必要がある。実際の授業では、アイデアがなかなか浮かばない生徒に画像生成 AI を試すよう促したところ、生成された画像をそのまま模写してしまう様子があった。基本的には「質問する → 提案を確認する → それをもとに自分で考える」という流れを大切にすることが望ましい。AI アプリを授業で活用する際には、その都度使い方や目的を確認しながら進めることが重要だと感じた。
「𝒚 = 𝒂𝒙𝟐のグラフ」
概要
・グラフの表示やペンの設定変更は直ぐに操作方法を理解し、自分で設定することができた。
・「iPad のようにピンチイン、ピンチアウトでグラフの大きさも調節できるのが便利」という感想があった。またペンを自分に適した設定にできることや、画面との距離を調整できることから、「見やすい」、「修正が必要なときに紙よりも消しやすい」などの感想があった。
・教師からも、「生徒がどのように考えているのか把握しやすい」という意見が寄せられた。
・「iPad のようにピンチイン、ピンチアウトでグラフの大きさも調節できるのが便利」という感想があった。またペンを自分に適した設定にできることや、画面との距離を調整できることから、「見やすい」、「修正が必要なときに紙よりも消しやすい」などの感想があった。
・教師からも、「生徒がどのように考えているのか把握しやすい」という意見が寄せられた。
「サンタになってリースとツリーをプレゼントしよう」
概要
・テレビで一画面を表示するようになったことですっきりし、どこに注目すればよいのかが分かりやすくなった。テレビを使用することで興味関心を引きやすく、前方を集中して見ることができるようになるとともに、意欲的に学習に取り組む様子が見られた。
・目で見て分かりやすいことで、教師が何の話をしているのか、自分は何を問われているのかなどについて、理解しやすいようだった。
・動きの言葉については、イラストがアニメーションによって動くため、言葉のイメージがもちやすいようであった。
(例:「あげる」「もらう」の言葉では、プレゼントのイラストがあげる側からもらう側に移動する。「サンタになる」の文では、普通の洋服からサンタの衣装に変わるなど)
・文字数を〇で表示することで、手掛かりとして考え、答えることができた。単元に取り組み始めて間もない頃や文字数の〇のみでは難しい児童も、アニメーションを使って語頭や途中までの文字(例:「もらう」の「も」のみ提示、「もら」まで提示など)を提示することで理解が深まり、答えることができた。また、毎時間繰り返し取り組むことで、単元の後半には言葉を覚え、語頭等の表示がなくても答えることができるようになった。
・普段はサンタからプレゼントをもらう立場である児童が、単元では児童自身がサンタになり、あげる立場となる学習であった。児童の写真を使用し、アニメーションによって児童がサンタに変わる様子を提示した。初めは自分があげる側であることについてイメージがもてなかった児童も、繰り返しアニメーションを見ることで活動にイメージや見通しをもつことができ、幼稚部にプレゼントを渡すことが理解できた。また、渡すことを楽しみにしながら丁寧
に制作したり、意欲的に制作したりすることができた。当日は、幼稚部がプレゼントを喜んでくれたことがうれしかったようで、達成感を感じている様子だった。
・見え方に困難さがある児童にとって、画面の大きな文字やイラストは見やすく負担感がないようだった。
・目で見て分かりやすいことで、教師が何の話をしているのか、自分は何を問われているのかなどについて、理解しやすいようだった。
・動きの言葉については、イラストがアニメーションによって動くため、言葉のイメージがもちやすいようであった。
(例:「あげる」「もらう」の言葉では、プレゼントのイラストがあげる側からもらう側に移動する。「サンタになる」の文では、普通の洋服からサンタの衣装に変わるなど)
・文字数を〇で表示することで、手掛かりとして考え、答えることができた。単元に取り組み始めて間もない頃や文字数の〇のみでは難しい児童も、アニメーションを使って語頭や途中までの文字(例:「もらう」の「も」のみ提示、「もら」まで提示など)を提示することで理解が深まり、答えることができた。また、毎時間繰り返し取り組むことで、単元の後半には言葉を覚え、語頭等の表示がなくても答えることができるようになった。
・普段はサンタからプレゼントをもらう立場である児童が、単元では児童自身がサンタになり、あげる立場となる学習であった。児童の写真を使用し、アニメーションによって児童がサンタに変わる様子を提示した。初めは自分があげる側であることについてイメージがもてなかった児童も、繰り返しアニメーションを見ることで活動にイメージや見通しをもつことができ、幼稚部にプレゼントを渡すことが理解できた。また、渡すことを楽しみにしながら丁寧
に制作したり、意欲的に制作したりすることができた。当日は、幼稚部がプレゼントを喜んでくれたことがうれしかったようで、達成感を感じている様子だった。
・見え方に困難さがある児童にとって、画面の大きな文字やイラストは見やすく負担感がないようだった。
「おみせをひらこう」
概要
・レジのアプリでは、写真やイラスト等で示されているため、分かりやすく、自信をもって取り組めた。操作方法に慣れると、レジ係4名(2、4、5、6年)とも、ほぼ一人でお客さんと金銭(模擬通貨)を使用したやりとりをするこ
とができた。
・レジにおいて、お客さんと言葉によるやりとりが難しい場面でも、タブレットの画面をお客さんに見せる等、様々
な方法で伝えることができた。
・振り返りが難しい児童でも、開店の様子を思い出し、自分が取り組んだことに関するお客さんの反応を実際に見て、時間が経っても達成感や成就感を感じることができた。
・「~をやった」等、自分が行ったことだけではなく、他者に目線を向け、「お客さんが~」等、より深い内容の振り返りをすることができた。
△レジアプリ使用時、児童机にタブレットを置き、児童が立位でタブレットを操作するため、高学年等の児童は背中を丸めたりかがんだりした姿勢で操作していた。タブレットの下に台を置く等の工夫をしたが、不安定さがあり場所も狭くなる。反対に高さのある机にすると、お客さんとのお金や商品のやりとりがしづらいなどの不都合があった。
△レジアプリが使えない場合の実物等の代替手段になった際に、金銭のやりとりが難しくなる児童が出る。タブレットを使うことでレジ操作ができる児童に対して、急に使えなくなった場合の方法を検討する必要がある。
とができた。
・レジにおいて、お客さんと言葉によるやりとりが難しい場面でも、タブレットの画面をお客さんに見せる等、様々
な方法で伝えることができた。
・振り返りが難しい児童でも、開店の様子を思い出し、自分が取り組んだことに関するお客さんの反応を実際に見て、時間が経っても達成感や成就感を感じることができた。
・「~をやった」等、自分が行ったことだけではなく、他者に目線を向け、「お客さんが~」等、より深い内容の振り返りをすることができた。
△レジアプリ使用時、児童机にタブレットを置き、児童が立位でタブレットを操作するため、高学年等の児童は背中を丸めたりかがんだりした姿勢で操作していた。タブレットの下に台を置く等の工夫をしたが、不安定さがあり場所も狭くなる。反対に高さのある机にすると、お客さんとのお金や商品のやりとりがしづらいなどの不都合があった。
△レジアプリが使えない場合の実物等の代替手段になった際に、金銭のやりとりが難しくなる児童が出る。タブレットを使うことでレジ操作ができる児童に対して、急に使えなくなった場合の方法を検討する必要がある。
