実践事例
中学部6「文章を書くことが苦手な生徒に対し、タブレット端末のカメラ、予測変換機能、アプリを活用して暑中見舞いや年賀状を書く学習を行った事例」
概要
・文章を書くことが苦手な生徒に対し、タブレット端末のカメラ、予測変換機能、アプリを活用して暑中見舞いや年賀状を書く学習を行った事例である。文字を書くことへの負担が軽減され、絵文字スタンプや写真を自由に使うことで、積極的、主体的に取り組むことができた。
中学部7「人前で自分の考えを発表する機会が少ない生徒が、自分が選んだ本についてプレゼンテーションを行い、参加者による投票で「チャンプ本」を選ぶ、知的書評合戦「ビブリオバトル」に取り組んだ事例」
概要
・人前で自分の考えを発表する機会が少ない生徒が、自分が選んだ本についてプレゼンテーションを行い、参加者による投票で「チャンプ本」を選ぶ、知的書評合戦「ビブリオバトル」に取り組んだ。
読書が苦手な生徒も本を選ぶことから始め、本の面白さを相手に分かりやすく伝えるためにタブレット端末を活用し、工夫を凝らしたプレゼンテーションを行った。投票後は、発表者の良かったところや改善点についての評価を基に振り返りを行い、次の活動に向けて意欲を高めた。
読書が苦手な生徒も本を選ぶことから始め、本の面白さを相手に分かりやすく伝えるためにタブレット端末を活用し、工夫を凝らしたプレゼンテーションを行った。投票後は、発表者の良かったところや改善点についての評価を基に振り返りを行い、次の活動に向けて意欲を高めた。
中学部8「誤字の修正や新出漢字の書き方の指導を、口頭で受けることに強い抵抗を示す生徒に対し、連絡帳の日課の記入で使う漢字の習得をめざして、タブレット端末のアプリを活用した事例」
概要
・誤字の修正や新出漢字の書き方の指導を、口頭で受けることに強い抵抗を示す生徒に対し、連絡帳の日課の記入で使う漢字の習得をめざして、タブレット端末のアプリを活用した事例である。アプリを介した指導には抵抗がなく、徐々に端末の操作にも慣れ、現在は主体的に取り組むようになった。その他の活動でも、タブレット端末を活用して、できるだけ漢字で書こうとする意識が高まった。
中学部9「技術科で制作した作品を互いに見ながら、文書ソフトの共同編集機能を活用し、意見交換を行った事例」
概要
・中学部3年生の5名を対象に、技術科で制作した作品を互いに見ながら、文書ソフトの共同編集機能を活用し、意見交換を行った事例である。意見を考えたり、記入したりすることに対する負担感が軽減され、互いに意見をやり取りする様子が多く見られた。
中学部10「自分の思いや気持ちを言葉で伝えることが困難で、朝の心的状態が不安定であることが多い生徒に対し、タブレット端末の「Google Forms」や「Google Classroom」を活用して、自分の生活習慣や心的状態を振り返る活動を毎朝行った事例」
概要
・自分の思いや気持ちを言葉で伝えることが困難で、朝の心的状態が不安定であることが多い生徒に対し、タブレット端末の「Google Forms」や「Google Classroom」を活用して、自分の生活習慣や心的状態を振り返る活動を毎朝行った事例である。自分の心的状態を伝える負担感が軽減され、日常の楽しみを見通すことにより、心理的な安定を保ち、自ら他者と関わるようになってきた。
中学部11「平仮名の読みが苦手な生徒の実態に即したアプローチを通して、平仮名の読みがスムーズにできること、さらに平仮名を学習等で活用することができるように取り組んだ事例」
概要
・平仮名の読みが苦手な生徒の実態を、ICT 等の活用によって明らかにし、把握した実態に即したアプローチを通して、平仮名の読みがスムーズにできること、さらに平仮名を学習等で活用することができるように取り組んだ事例である。
中学部12「他者からの問いかけ等に対して適切に応対することが難しい中学部生徒に対して、タブレット端末の無料通話アプリを活用して、電話の応対の仕方について学習した事例」
概要
・他者からの問いかけ等に対して適切に応対することが難しい中学部生徒に対して、タブレット端末の無料通話アプリを活用して、電話の応対の仕方について学習した。興味をもって取り組み、相手の話をよく聞いて、適切に応えようとする姿勢が見られるようになった。
中学部13「聴覚障害のある生徒タブレット端末を活用した指導に取り組んだ事例」
概要
・以下のようなタブレット端末を活用した指導に取り組んだ事例である。
1 「Google ドライブ」を活用した授業中の視覚支援と家庭学習支援
2 電子黒板、「ロイロノート・スクール」「EShare for SH」を組み合わせた効果的な指導方法
3「EShare for SH」、学習者用デジタル教科書、電子黒板を組み合わせた効果的な指導方法
4 タブレット端末等の ICT を活用し、「主体的に学習に取り組む態度」を育てる指導方法
1 「Google ドライブ」を活用した授業中の視覚支援と家庭学習支援
2 電子黒板、「ロイロノート・スクール」「EShare for SH」を組み合わせた効果的な指導方法
3「EShare for SH」、学習者用デジタル教科書、電子黒板を組み合わせた効果的な指導方法
4 タブレット端末等の ICT を活用し、「主体的に学習に取り組む態度」を育てる指導方法
中学部14「チャット機能を使って、クラス内で文字のやり取りを行い、タブレット端末に興味をもつことができるようになった事例」
概要
・本学級(中学部 1 年)の生徒は、家庭で保護者のスマートフォンを使って、動画を見たりゲームをしたりした経験はあるが、タブレット端末で文字入力をして、目的的な使用をした経験はほとんどなかった。そこで、タブレット端末の操作に慣れることを第一に考え、文字入力などの基本的な操作から始めることにした。文字入力の練習だけでは、生徒も興味を示さないので「Microsoft Teams」のチャット機能を使って、クラス内で文字のやり取りを行い、タブレット端末に興味をもつことができるようにした。
中学部15「生徒自身が課題を見つけ、自ら評価し、解決に向けて取り組むためのツールとしてタブレット端末等を利用し、課題解決に向けて主体的に取り組む姿勢が見られるようになった事例
概要
・持久走大会の練習において、生徒自身が課題を見つけ、自ら評価し、解決に向けて取り組むためのツールとしてタブレット端末等を利用した。タブレット端末の利用により自己評価や相互評価が容易になり、課題解決に向けて主体的に取り組む姿勢が見られるようになった事例である。