実践事例
場面緘黙がある生徒の「読み上げ機能」を使った意思伝達の支援
概要
・慣れない人や場では緊張が強く、緘黙になる。周りの人とは筆談やジェスチャーでやりとりを行う。
・これまでコミュニケーションツールとしてICT機器を活用した経験はない。
・「1年生を迎える会」での自己紹介の練習時に、読み上げ機能を紹介したが、考え込み返事がなかった。結局「生徒が文章を指差しながら、隣で教師が声に出して読む」ことを選択した。
・これまでコミュニケーションツールとしてICT機器を活用した経験はない。
・「1年生を迎える会」での自己紹介の練習時に、読み上げ機能を紹介したが、考え込み返事がなかった。結局「生徒が文章を指差しながら、隣で教師が声に出して読む」ことを選択した。
頭の後ろでバンダナを固結びする指導
概要
・視覚優位で言葉だけの説明ではイメージがしにくい。
・障がいの特性から忘れやすさがあり、既習事項を覚えていないことがある。
・左手に若干の麻痺があり、手指に強く力を入れたり、細かい手指の動きをしたりすることが難しい。
・障がいの特性から忘れやすさがあり、既習事項を覚えていないことがある。
・左手に若干の麻痺があり、手指に強く力を入れたり、細かい手指の動きをしたりすることが難しい。
紙を破く不適切行動を別の行動へ変えるための指導
概要
・絵本や絵本をコピーした紙を切り取り、コレクションすることが好きだが、コレクションする手順に失敗した紙や飽きた紙を、破くことで終わりにする。破いた後に同じものが欲しいと要求することがある。
・紙や布の少しのほつれが気になると、全て破くまで気が済まない。
・紙や布の少しのほつれが気になると、全て破くまで気が済まない。
全体で発表するための支援
概要
・伝えたいことや、発表したいことがあっても、自分の言葉で話すことに抵抗がある。
・周りの人が笑顔になったり、盛り上がったりすることに関心が強いが、そのための手段が少なかった。
・iPadのアプリ「えにっき」「ごじゅーおん」等を使えば、人前で発表することができていた。
・周りの人が笑顔になったり、盛り上がったりすることに関心が強いが、そのための手段が少なかった。
・iPadのアプリ「えにっき」「ごじゅーおん」等を使えば、人前で発表することができていた。
朝の会の天気係で、今日の天気をお知らせするための指導
概要
・人工呼吸器、経鼻経管栄養、吸引(必要に応じて、常時メラチューブ挿入)
・眼球、口唇の左端、右手親指、左手中指の各部位をわずかに動かすことができる
・話しかけに対して、動かせる部位を動かして応えようとする
・眼球、口唇の左端、右手親指、左手中指の各部位をわずかに動かすことができる
・話しかけに対して、動かせる部位を動かして応えようとする
「予定表をアプリを活用して作成し、操作しながら係活動に取り組むための指導」
概要
・言語によるコミュニケーションはできる。
・学習課題に対しては、積極的に取り組む。
・情報機器の操作は、基本的操作方法を伝えると、一人でできる。
・学習課題に対しては、積極的に取り組む。
・情報機器の操作は、基本的操作方法を伝えると、一人でできる。
ものを見る力を鍛えるための指導
概要
・注意が転導しやすく、手元を見ずに作業をすることがある。
・ものをよく見て選ぶことや、空間認知、色や形を把握することが難しい。
・興味のある活動でないと、集中が続かないことが多い。
・ものをよく見て選ぶことや、空間認知、色や形を把握することが難しい。
・興味のある活動でないと、集中が続かないことが多い。
自分や友だちの描いた作品を鑑賞するための指導・支援
概要
①一つの活動に対して、集中を持続することが難しい
②提示されたものを見るとき、視線は向けるが、見続けることは難しい
③興味があるものに関しては、見続けることもある
②提示されたものを見るとき、視線は向けるが、見続けることは難しい
③興味があるものに関しては、見続けることもある