実践事例

学びの場
学校段階
主な対象障害
教科等
特性・ニーズ
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音声によるスムーズな伝達と自分でできることの環境設定を改善した事例
概要
音声によるスムーズな伝達を課題としていた生徒が、ユニバーサルアームと車載用デバイスフォルダを活用して、生徒の姿勢や右腕、指の動きに合わせてセッティングしたiPad、スタイラスペン、「iPad 版ドロップトーク」「かなトーク」(図5)のアプリを用いて、朝の会だけではなく、学習や休み時間にも積極的にタブレット端末を活用し、今までなかなか交流の無かった他学級の友達と会話するようになった。
事例
e-黒板を活用した情報モラル育成学習
概要
 授業では,携帯電話を使う際のルールやマナーを守ること,相手を思いやるコミュニケーションについて学習を行った。掲示板への誹謗中傷の書き込みをされた生徒が,誰にも言えないつらさから登校できなくなってしまう。
 そんな中,周囲の人の支えにより,立ち直っていくシミュレーション映像を見ながら,ポイントとなる場面で静止し,主人公の気持ちを吹き出しにして考えさせた。ストーリーと演出がよくできているので,映像にのめり込む生徒も多く,主人公の気持ちの変化に気づかせることができた。
 また対象グループの生徒は,就労に向けた移行支援のための携帯電話掲示板への書き込みを行っている(活用事例「携帯電話Webサイトを活用した移行支援」)ことから,思いやりのあるコミュニケーションについて様々な教材で学習することが,正しい知識の習得と,よりよい移行支援に繋がると考えた。
 この機器を活用した授業を通して,実社会で通用するマナーとコミュニケーションを培ってもらいたい。
事例
携帯電話Webサイトを活用した移行支援
概要
 携帯電話Web掲示板を利用して,現場実習を指導した。書き込まれた文章データTRUSTIA/R2でテキストマイニングした。
 2009年4月15日より11月末までの書き込みは544メッセージで,1年生130,2年生164,3年生197,卒業生28,教師25であった。総数は3年生が多いのに対して,1メッセージあたりの語句数と文字数は1年生,2年生が多い。
 これは個別の現場実習期間の3年生のメッセージが業務内容を中心に端的に記述する傾向であると考えられる。
 学年ごとの文章中の品詞の割合に大きな差はない。使用された語をリストアップすることにより,帯電話Web掲示板の話題を量的に検証することができた。
 掲示板で生徒たちは職業生活と学校生活に関する話題をくり返しあげ,「働くこと」「学校生活を送ること」について考えている。
 とりわけ,現場実習中の報告は,その時々に生徒が「がんばるべき」と考えたことが記されている。1年生,2年生,3年生それぞれはその学習段階に応じた記述を行っており,現場実習期間の長い3年生は「早い」「上手」といった語が多い。
 これは産業現場の実習で生徒が必要であると感じたコンピテンシー(行動特性)の一端と考えられる。これらのやりとりを通して,教科「職業」のねらいである「産業現場等における実習を通して,職業生活に必要な事柄を理解する」ための一助となったと考えられる。
事例
iPodやPSPを活用した、儀式行事等への参加支援
概要
 対象生徒は,高等部1年生の時,電車通学時,決まった種類の電車の決まった場所に乗ったとき,ドアの開閉に合わせて窓ガラスに頭を打ちつけるというこだわり行動が出た。この行動は,ドアが閉まる瞬間に合わせて頭をコンとぶつけていた行動が,徐々に強化されたものである。
 この行動そのものをやめさせるには,その電車に乗らないこと,指示が入る人と一緒に電車に乗ること,など考えられ,試してみたが,期待する効果は得られなかった。
 そこで,苦手な場面に遭遇したときに,楽しい気持ちを喚起したり,楽しかった過去の出来事を思い出せる手段として,iPodやPSPによる音楽・映像支援を行い,「楽しいこと」による代替を行うことにした。
事例
グループウェア掲示板による遠隔協働学習-ゴーヤープロジェクト-
概要
 遠く離れたところにいる生徒たちが,同時にゴーヤーを植え,その成長具合を報告しあう取り組みとしてすすめた。
 本システムによる取り組みは,見通しが持ちにくかったり,集中が持続しにくかったりという特徴を持つ,知的障害のある生徒に適した遠隔協働学習を模索する中で7年間継続してきた。どのように,生徒の興味関心を持続させるか,実が収穫できるまでをどのように見通しを持たせるかなど, 掲示板に書き込むことでの協働学習を仕組むにあたっては,参加校の教員同士が事前に顔を合わして協議し,さらにWeb上の教員用会議室にて入念な打ち合わせを行い推進した。
 まず前年度末に各校教員が顔を合わして,次年度の進め方について協議する。その中で,中心となる教員(チーフ)を推薦し決定する。サーバーを持つ学校は,研究会の事務局として会計などの総務を行う。新年度に入り,チーフの呼びかけにより,沖縄の学校が生徒の事務局になり,沖縄からの「ゴーヤー栽培コンテスト」という発信により開始する。
 参加する学校は,掲示板上で手を挙げて参加表明することで,沖縄の学校から種と意識付けの導入に使うゴーヤーのお菓子が送られてくる。そして,同時に植え,成長具合を報告したり,それぞれの地域の情報交換をしたりしながら,結実から収穫,そして最後のコンテストでの賞の発表まで,意識を継続させながら取り組む。取り組む学校により参加する学習時間の位置づけは様々である。国語の時間に手紙の書き方を学習するねらいで参加したり,総合的な学習の時間や作業学習の時間での参加などである。
事例
保健室VOCAで要求を伝える支援
概要
年間を通じて,保健室来室時及び養護教諭が対応する場合について活用した。全学部の児童生徒を対象に活用した。
事例
ゲーム機ナビゲーションを活用した校外学習支援
概要
本実践は,中学部全体(18名)の校外学習(登山)において,時間的・距離的な見通しをもつことが困難であった本生徒に対して,その後に実施した学級(7名)での「京都の歴史と文化探索」の校外学習に際して,学習活動の参加を支援するために機器の活用を行ったものである。事前学習において,当日の歩行コースや見学先をマーキングした地図を用意し,校外学習の当日には,地下鉄等の交通機関を利用した際や目的地に到着した際,移動する際等に,地図にシールにて印を付した。本機器でもコースのプロットやマーキング機能はあるが,屋外で液晶画面を長時間見ながら操作して歩行することは,安全上の問題があることと屋外での見づらさの面から,紙の地図との併用とした。実際の活動としては,移動時に機器で確認した現在地を地図上に印を付けていく活動とした。
事例
特別支援学校におけるアシスティブ・テクノロジーを活用した教育実践―VOCAを用いて,意欲的に朝の会の進行を行うようになった生徒の姿から―
概要
場面緘黙傾向の生徒のコミュニケーション手段を保証するために,朝の会で「VOCAで健康観察をする」という役割を設定し、コミュニケーション意欲や質を高めることができた
事例
肢体不自由のある子ども達へICTを活用した支援
概要
給食時に食事介助ロボットを使用し、生徒が食べたいものを自分で自由に選べるようにした。トラックボールマウスとクリックパレット(ATOK)を使用することで、文字入力に要する時間を軽減した。
事例
重度の運動障害のある小学部低学年児童に対する,身体の動きを生かして生活を豊かにするための支援機器の工夫と活用
概要
ポジショニングやフィッティングを綿密に行い、空圧センサースイッチを使用して携帯型扇風機をさせる、打楽器たたき装置でハンドベルを鳴らす、電子絵本のページを送る等、児童が主体的に活動できるようにした。
事例