実践事例
読みに困難さをもつ児童の実態に合わせた適切な支援機器等の選定方法及び指導方法の検討①
概要
全般的な知的機能は標準範囲内だが、発達性読み書き障がいの背景として音韻能力及び視覚認知力の弱さが考えられるため
音声教材による事前学習をすることで、文章の内容理解がすすむ。
音声教材による事前学習をすることで、文章の内容理解がすすむ。
事例
タブレット端末を活用した視覚支援
概要
全体支援として教材のプレゼンファイルをプレゼンファイルをプロジェクターでスクリーンに提示するともに、個別支援の必要
がある生徒の周りの刺激に気が取られないように、対象生徒に配布したタブレット端末にもプレゼンファイルを投影させる。
がある生徒の周りの刺激に気が取られないように、対象生徒に配布したタブレット端末にもプレゼンファイルを投影させる。
事例
知的障害者が夢を探し表明すること-アイディアプロセッサを使ってドリームマップを作ろう-
概要
単元の全体計画を踏まえ、学習の進展とともに自分の「夢や願い」の拡がりを視覚的に捉え、情報を整理する点から活用を図った。
知的障害特別支援学校におけるタッチパネルPCの相互通信システム構築の試み
概要
○大型モニター・タッチパネルモニター・PCを接続した環境を構築し、画面情報の共有を図る。
○タッチパネルモニターで操作した内容が大型モニターで全体に共有できるよう工夫する。
○タッチパネルモニターで操作した内容が大型モニターで全体に共有できるよう工夫する。
児童の意思の表明をサポートする絵カードやICTツールの活用
概要
①絵カードやICTツールを用いて発表したり、コミュニケーションをとったりする。
②ICTツールを用いて、依頼をする対象の教員名と要求を組み合わせて伝える。
②ICTツールを用いて、依頼をする対象の教員名と要求を組み合わせて伝える。
書字等に難しさのある生徒のiPadの利用
概要
iPadを利用し、書くスペースを拡大縮小することで、書きやすいサイズで書くことが出来る。また、弱い筆圧でも書字が行う事ができるので、負担を軽減できる。iPad一つで様々な教科の学習ができるので、教科書やノートの準備を自分で行うことができる。
作図が難しい生徒の図形学習でのiPadの利用
概要
作図など図をかくことがむずかしいので、iPadで作図アプリケーションを利用して、作図を行う。また、作図アプリケーションは図形を動的に変形することにより、図形の性質に自ら気付き、その根拠を考えるきっかけとする。
スイッチコントロール機能(iPadのアクセシビリティ)を用いたタッチ操作および書字の代替手段確立
概要
タッチ操作(文字入力含む)をスイッチコントロールにより代替することで、学習活動全般を通じて、教員の補助または代筆を必要としていた書字を、自ら行うことができるようになる。そのことにより、自らのタイミングで書類の作成、情報の収集などができるようになることで、自主的・主体的に活動する意識を高めることを目指す。
また、将来の社会参加を踏まえ、様々な代替手段に興味を持ったり、知っておくことで、身体の変化や技術の進展に合わせて、本人に適したものを適宜選択できるようになることを見据えておく。
また、将来の社会参加を踏まえ、様々な代替手段に興味を持ったり、知っておくことで、身体の変化や技術の進展に合わせて、本人に適したものを適宜選択できるようになることを見据えておく。
書字に難しさのある生徒に対する特別活動においてのiPad利用
概要
学校行事のレポート作成、HR活動のレジメ作成、行事司会原稿の作成に使用する。特別活動の場合は、話し合いで決めたことの共通理解が必要になる。この際レジメは重要な役割を果たす。本生徒は書字が判読しにくく、他の生徒に読ませることも難しい。また筆記速度が遅く、授業の終了までに作成し終えることが難しい。iPadは生徒所持のものを利用している。「word」で作文し、本人が家庭で出力、または担任にメール添付で提出し出力することで、学級活動に役立つ資料作成をさせる。レポート等については、情報整理に難しさがあるので、メモ書き等で持ち帰り、再考してからまとめたものを提出させる。手の動きの難しさを考慮すると、読みやすい字を書かせる指導には限界があるので、iPadによる電子ファイルで代替し、文書校正など進路に必用な指導を行えるようにする。