実践事例

学びの場
学校段階
主な対象障害
教科等
特性・ニーズ
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病室で楽器の音を鑑賞する指導・支援
概要
・病院に長期入院しており、ベッドサイド授業を受けている
・病室に一般の入院患者もいることから、直接楽器の音を聴くことが難しい
・視力が低い上、瞳に軟膏を塗る等の処置を必要とするため、視覚支援だけでは学習が難しい
・障がい状況や常時必要なケアにより、身体の可動域が限られている
事例
出来事や自分の気持ちを整理し、相手に伝えるための指導
概要
・アプリ「えにっき」を用いて、発表したり、保護者や他の教師に伝えたり、質問されたりすることで、出来事や感想が相手に伝わりやすくなり、笑顔が見られるようになった。ストレスによる手足の付随運動も減少した。
事例
仕事について考えるためICTを使って情報収集をする指導
概要
・iPadで興味関心を持ったことを、すぐに調べたり、また調べたことをみんなに情報共有したりすることで、仕事に対する興味関心が広がると考えられる。地図上で自分の近くにある施設を調べることで、将来の生活などを考えるきっかけができると考えられる。
事例
必要な持ち物を準備する指導
概要
待ち受け画面を右記のように設定し見返すことができるようにした。それにより、4月は毎週忘れ物をしていたが、設定後は忘れ物がなくなった。
事例
作業方法と手順を覚えるための指導・支援
概要
・細かな動作が苦手。
・集中力できるのは、5分程度である。
事例
1日のスケジュールに見通しを持ち、落ち着いて授業に取り組むための指導
概要
・1日のおおまかなスケジュールを視覚的にわかりやすいよう提示する。
・活動が終わる度にチェックを行い、次の活動を確認できるようにする。
事例
気持ちを表したり、文字を書くための指導
概要
・高等部職業生活科
・ダウン症で、頑固。自分のこだわりで固まることがある。
・相手が話している言葉の意味はわかっているが、自分が話す言葉が不明瞭で相手に伝わりにくい。
・表情や手振り身振りなどでコミュニケーションをとる。
・突然動かなくなる。気持ちの切り替えが難しい。
事例
歯磨きの手順や時間を表示して、磨き残しが無いようにするための指導
概要
・視覚優位で言葉だけの説明ではイメージがしにくい。
・障がいの特性から忘れやすさがあり、既習事項を覚えていないことがある。                   
・左手に麻痺があり、手指に力を入れたり、細かい手指の動きをしたりすることが難しい。
事例
少人数教科教育における「わかる」「つたえる」「つながる」ための指導
概要
・高等学校に準ずる教育課程で、視覚補助具、コンピュータ等の情報機器、触察教材、拡大教材及び音声教材等各を組み合わせて、学年に応じた内容を学習している。しかし、学習した内容が考査対策のみの短期記憶にとどまり、科学的なものの見方、考え方、学び方の定着には、より多角的なアプローチが必要がある。
・1クラス1名のため、教科指導において「他生徒との協働」「学びあい」の機会がない。「つたえる」「つながる」機会が少なく、自分の思考や解法を客観的に捉える力、相手に正確に伝える力が育ちにくい。
事例
身の回りの事物と言葉を一致させ、語彙を増やすための指導
概要
・発語はないが、自分の思いや要求を表情や身振りで伝えようとする。
・提示されたイラストと同じイラストを選ぶことはできるが、事物と言葉が結びついていない物が多い。
・学習への意欲は周りの状況に左右されることが多く、離席をしたり、注目行動をとったりする。
・活動への見通しがもてると、課題を終えるまで取り組むことができる。
事例