実践事例

学びの場
学校段階
主な対象障害
教科等
特性・ニーズ
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スーパートーカーを使用して、朝の会で友達の名前を呼名する実践
概要
朝の会において、友達を呼名する係活動で使用している。友達に向かって写真カードを見せながら、その友達の名前が登録されている場所を押している(8枠中6枠使用)。
事例
発語の困難な児童に、発語の代替としえビッグマックに録音した教師の言葉を用いて、友達に問いかけることを促している事例
概要
小2児童6名のクラス。教室での朝の会の給食のメニューを確認するときに使用。
示されたカードと同じカードをはったら、ビックマックで「いいですか?」と問いかけている。
問いかけられた児童は、両手で「○」のサインを作り、応答している。発語が困難な児童でも友達とやりとりができるように使い始めた。
事例
自作ワープロ練習ソフトウェアの障害に合わせた機能の工夫と成果
概要
 本校では高等部1年で情報Aを2単位履修している。4月から5月の導入時にはコンピュータの操作に慣れるため週2時間のうち1時間,タイピング練習を行っている。その後他の学習内容になっても,授業開始時に短時間練習してから他の内容を学習するようにしている。このころにはほとんどの生徒が基本練習から文書入力練習に移行している。
 基本練習モードでは主にタッチタイピングが正しくできているか,生徒の背後から手元を見て指導する時間を多くとる。短文を繰り返し入力するため指導者も「次に押すキー」がどれか予想できる。そのため繰り返し間違えるキーを指摘しやすい。
 文書入力練習モードでは入力を終えた生徒のプリントアウトを点検し,誤入力(特に読み)の指摘とグラフによる分析から生徒へのアドバイスを行う。一斉指導では,早く終わった生徒は最後に終わる生徒を待たなければならないが,ソフトウェアにストップウォッチが内蔵されているため完全に個別指導を行うことができる。これにより生徒の待ち時間を減らし,時間を有効に使うことができる。
事例
「見える校内放送」:校内に複数設置したディスプレイに文字や図など視覚情報を提示し、校内放送やチャイムの代替を行うシステム
概要
 幼児・児童・生徒はこれらの機器を操作することはないが,一部コンテンツの作成(休み時間中のメッセージなど)を行っている。
 中学部・高等部においては「自ら情報を収集し自律的に行動する」という課題があるが、幼稚部・小学部においては「先生と行動を共にして安全を確保する」という事の方が優先される場合もある。
 不審者対応時の表示は侵入者を逆上させないためにも「不審者」等の表示は行わず,校内で共通理解をしている符丁(部外者にはエラー表示のように見えるコンテンツ)を配信する。年に1回不審者進入対応訓練を行い教職員・幼児・児童・生徒に周知している。
事例
医療的ケアを必要とする進行性筋疾患の児童がWebカメラを自ら操作することで生活環境を観察し楽しんだ事例
概要
①指導目標
a WEBカメラによる映像の画角をスイッチ操作により自力で調整し、自室や隣の教室の様子を観察して楽しむ。
b パソコンモニターに映し出された映像を話題としてコミュニケーションを深めたり楽しんだりする。

②指導期間 5月中旬から7月初旬にかけ週2回の登校時に実施。自立活動の時間に計9時間実施。ただし、活動の途中で興味が途絶えたり体調等により注意の持続が続かなくなったりした場合はその時点で活動を中止した。

③ 指導経過 モニターとなるパソコンは、背臥位で頭部が右を向いている姿勢で、画面がAくんの視野に入るように設置した。Aくんは映像が映し出された直後からパソコン画面を興味深そうに眺めていたが、スイッチ操作で画像が変化することが理解できていないようで、促されるまでスイッチを押すことはなかった。
先の実践である「カメラ撮影の活動」では、指先でのスイッチ操作はデジカメのシャッターを切るためのものであり、カメラの画角は教師がカメラを動かすこと定めていた。画角を自分で操作することは初めての経験であったので、Aくんの注意がモニター上にあることを確認した上で、教師がスイッチ操作を数回にわたりガイドした。その後は、スイッチ操作とパソコンモニターの映像とが連動していることを概ね理解したようであり、モニターを眺めつつ指先のスイッチ操作を繰り返し行うようになった。
また、6月の初旬ころから画面に映っている人物と実際の人物との対応を、パソコン画面から視線を外し確認する様子が頻繁に見られるようになった。また、モニター上に人が映っているところでカメラの動きが停まることが多くなった。特に、活動が活発なクラスメートが映っている位置でカメラの動きが停止する頻度が増えた。しかし、6月下旬になると導入当初のように集中してパソコンのモニターを眺める時間が短くなった。教室内の様子はパソコン画面を通さずとも確認できるため取り組みへのモチベーションが低下したものと考えられた。
そこでWebカメラのUSBコード等を延長して、普段直接確認することのできない、隣のクラスの様子をパソコン画面に映し出すことにした。この時点でより解像度の高いWebカメラを導入することができた。画質の向上も手伝ってその設定によってAくんの興味も回復し、再び集中して画面をながめるようになるとともに、スイッチ操作も頻繁に行われるようになった。また、モニターに映っている隣のクラスの教師がその直後教室を訪れ本生徒に声をかけた場面では、うれしそうな表情でモニターとその教師の顔を見比べる様子も観察された。
事例
手のひらに装着する超音波ビーム振動式の電子式歩行補助具「パーソナー」を用いた歩行支援
概要
パームソナーを使って安全に歩行するため,次の事項を指導した。
・概要 ・電源の入れ方,切り方
・動作モード
・伝い歩き
・出入り口の見つけ方
・電灯のスイッチひもの見つけ方
・机上に置かれたものの見つけ方
・階段昇降
・リスク管理
事例
難聴を伴う全盲生徒に対する点字ディスプレイ出力を併用したPC操作環境の構築
概要
PCと点字ディスプレイの接続 Focus Talkの起動 Focus Talkの設定 Focus Talkをコントロールするためのコマンド
事例
全盲生徒における点字PDAの活用
概要
・ブレールメモポケットの構造を知る。
・各キーの役割を知る。
・ブレールメモを使って,点字文書を読む。
・ブレールメモを使って,点字文書を書く。
事例
求心性視野狭窄型ロービジョン者へのマウスポインタ視認性改善ツールの適用
概要
・「あんだーまうす君」と「でかポインタミニ」の概要
・起動方法 ・表示を一時停止する方法
・表示を再開する方法 ・他の色のバージョンなどについての案内
事例
視力低下型ロービジョン者に画面拡大ソフトを適用した事例
概要
「Windows拡大鏡」を使いこなすため,次の内容で指導を行った。 ・「Windows拡大鏡」の起動 ・「Windows拡大鏡」の設定 ・「Windows拡大鏡」の操作 「老眼マウス」を使いこなすため,次のような内容で指導を行った。 ・「老眼マウス」の起動 ・「老眼マウス」の設定 ・「老眼マウス」の操作 さらに,「Windows拡大鏡」と「老眼マウス」の長所短所と使い分けについての指導を行った。
事例