実践事例

学びの場
学校段階
主な対象障害
教科等
特性・ニーズ
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小学部7「直接の対面が難しい中で、相手校の意向により ICT 機器を活用した居住地校交流を実施した事例」
概要
・コロナ禍における居住地校交流では、美術作品や手紙、ビデオレター等を介した間接的な交流が主となっている。そのような直接の対面が難しい中で、相手校の意向により ICT 機器を活用した居住地校交流を実施した事例である。
・対象児童は発語がなく、コミュニケーション手段は絵カードやタッチ、クレーン行動が主である。
そのため本児ができることを中心に準備を進め、時間や空間の構造化を図ることや交流活動への参加に向けた意識付けを行った。交流当日の活動の見通しがもてるよう、事前指導を繰り返し行った。
事例
小学部8「自分の思いを表出することに苦手意識のある児童と、話を聞くことに苦手意識のある児童の在籍するクラスに対して、アプリ「Keynote」を活用して一日の学習を振り返る活動を行った事例」
概要
・自分の思いを表出することに苦手意識のある児童(以下「話し手」)と、話を聞くことに苦手意識のある児童(以下「聞き手」)の在籍するクラスに対して、アプリ「Keynote」を活用して一日の学習を振り返る活動を行った。話し手は、タブレット端末の活用により、相手に適切に自分の思いを伝えられるようになり、自信をもつことができた。聞き手は、タブレット端末の画面を大型 TV で提示することにより、聴覚情報だけでなく視覚でも情報を得ることができ、集中が続くようになった。
事例
小学部9「感染症予防のため、登校を控える日にオンライン授業を行った事例」
概要
・医療的ケアが必要な、小学校に準ずる教育課程で学ぶ小学部児童に対し、感染症予防のため、登校を控える日にオンライン授業を行った。教材の提示の仕方や児童の実態に合わせた指導内容や時間の調整など、オンライン授業における課題を見つけることができた。また、児童の安全に配慮しながら学びを継続することができた。
事例
小学部10「見たい物を注視したり、追視したりすることが難しい肢体不自由がある小学部児童に対し、視線入力装置に対応するアプリ「EyeMot 3D」を使用し、身体を緊張させることなく見たい物を注視する学習を行った事例」
概要
・見たい物を注視したり、追視したりすることが難しい肢体不自由がある小学部児童に対し、視線入力装置に対応するアプリ「EyeMot 3D」を使用し、身体を緊張させることなく見たい物を注視する学習を行った。身体の緊張を伴うことなく、眼球だけを動かし、対象物を見たり、対象物を探したりすることができるようになった。
事例
じどうしゃくらべ
概要
・前時に扱ったことなども提示することができ、前時の活動と結び付け活動に見通しが持ちやすくなると考えられる。
・大型モニターに全員が見えるように教科書の内容を提示することで、音読をするときや、教科書に書かれていることを確認する際に、教師の話している様子と教科書に書かれていることの両方を同時に見ることができる。
ICT(ロイロノート)を活用した国語の授業実践
概要
・複合語の意味を知る。教科書に載っている複合語を紹介する。
→教科書をスキャンしたものをロイロノートで提示しながら説明する。
・身の回りにある複合語を見つけ、ロイロノート内のワークシートに記入する。記入したワークシートを教師のロイロノートに提出する。
・見つけた複合語を発表したり、見合ったりする。
→友達の見つけた複合語を見合うことができるように全員のワークシートを一度に提示する。
→発表する際はワークシートを拡大し、必要に応じてポインターを使って、今発表しているところがどこか分かるようにする。
・最後に複合語の意味や自分や友達の見つけた複合語をワークシート(紙)に書いてまとめる。
図形の面積
概要
視覚的に提示することで見るべき場所が分かりやすく注意も持続しやすい。また、情報共有がしやすい。発表時にも活用することで、コミュニケーション手段が異なる児童でも互いに理解しやすくなる。
ロイロノートを用いた生徒の思考整理の支援
概要
文章の読み取りでは、本文に対する一つ一つの設問に対しては答えることができるが、一問一答で終わってしまい、文と文との関係や本文全体の内容理解に困難さがある。また、本文の内容から考えるのではなく、自分の考えで答えてしまうことがある。自己肯定感が低いため、自分の考えをはっきり示すことに苦手意識があり、相手の表情で判断してしまうことも多い。
This is my town.
概要
・新出単語を学習する際、ロイロノートにイメージ画像の付いた新出単語カードを取り込んで、英単語を見て想像できるようにした。イメージと意味が結びつきやすいように語源の説明も行った。
・英作でもロイロノートを使用し、「I live in~.」「We have~.」を使って自分の町にある建物や場所の紹介文を作成した。英単語の書かれたカードをいくつも用意し、その中から選んだり並べたりしながら自らの力で英作できるようにした。
・作成した文を教員が添削して返却し、訂正したものを児童に発表させた。見ている児童にも理解できるよう、作成した文章を大型テレビに写しだし視覚的にも情報を得られるようにした。
googleクラスルームを用いた宿題の割り当てと先取学習
概要
googleクラスルームを使って,英語や算数の宿題を割り当て,先取り学習(予習)を行う.先取学習により,生徒は授業を理解するための予備知識を得ることができ,また,生徒の授業参加への自信や意欲を高めることができる.                            googleクラスルームを使うことで,宿題の管理―準備をしたり,提出したりする,など―の負担を軽減し,成功体験を増やす(失敗体験を減らす)ことができる.
事例