実践事例

自作ワープロ練習ソフトウェアの障害に合わせた機能の工夫と成果
概要
 本校では高等部1年で情報Aを2単位履修している。4月から5月の導入時にはコンピュータの操作に慣れるため週2時間のうち1時間,タイピング練習を行っている。その後他の学習内容になっても,授業開始時に短時間練習してから他の内容を学習するようにしている。このころにはほとんどの生徒が基本練習から文書入力練習に移行している。
 基本練習モードでは主にタッチタイピングが正しくできているか,生徒の背後から手元を見て指導する時間を多くとる。短文を繰り返し入力するため指導者も「次に押すキー」がどれか予想できる。そのため繰り返し間違えるキーを指摘しやすい。
 文書入力練習モードでは入力を終えた生徒のプリントアウトを点検し,誤入力(特に読み)の指摘とグラフによる分析から生徒へのアドバイスを行う。一斉指導では,早く終わった生徒は最後に終わる生徒を待たなければならないが,ソフトウェアにストップウォッチが内蔵されているため完全に個別指導を行うことができる。これにより生徒の待ち時間を減らし,時間を有効に使うことができる。
学校名

学びの場
特別支援学校
学校段階
高校生
主な対象障害
聴覚障害
教科等

特性・ニーズ
書く, 知覚・認知
事例
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使用する支援機器教材名

支援機器教材へのリンク
登録年月日
2015-03-05 21:12:11
閲覧数
2005