実践事例

情報の授業を始めとし、他教科や学校活動を円滑に進めるための入力機器の選定について‐生徒の主体性を重視しながら‐
概要
対象生徒の学習集団が第1・2学年在籍時に履修することになっている情報A(各年度1単位ずつ)の高等部第1学年次が今回指導をおこなった授業である。高等部第1学年の授業では,はじめにPCの起動方法およびログイン方法,生徒用ファイルサーバのログイン方法といったガイダンスをおこなっているが,それ以外にも障害の程度に応じて,キーボードやマウスの代替機器を含めた選定,クリックロックやシフトロックなどのユーザ補助機能の設定,画面の解析度など見やすくするためのディスプレイの設定をおこなうことにしている。その後は週1回の授業時間であるので,通常の学習内容に取り組んでいく中で,実習を通して入力機器や機能を習熟させることとした。今回,使用する支援機器は9月に購入し,はじめにタップ機能やスクロール機能などを簡単に説明したあとは,特別な時間は設けず通常の学習をおこなう中で実習の場面で使用させた。マウスの速度変更などは自分で適切な速度を設定させた。なお今回の学習集団に対する指導方針として,機器や設定などにかぎらず情報の授業全般において,1回目については教員が操作方法を例示し生徒に操作させ,2回目以降は自分で解決できそうなことについては自分で試行・調査させながら操作させている。今後は生徒が主となって操作方法を考えたり試行したりする必要があるので,一方的な教師側からの伝達とならないようにしている。
学校名

学びの場
特別支援学校
学校段階
高校生
主な対象障害
肢体不自由
教科等
国語, 社会・地理歴史・公民, 算数・数学, 理科, 生活, 音楽, 図画工作・美術・芸術, 技術, 体育・保健体育, 道徳, 英語・外国語活動, 総合的な学習(探究)の時間, 特別活動, 自立活動
特性・ニーズ
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事例
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使用する支援機器教材名

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登録年月日
2015-03-05 21:09:26
閲覧数
3239