教材・支援機器
ICレコーダー
概要
聞くことが苦手な子どもは,耳から入る情報を即時に処理することが苦手です。 ICレコーダーを使うと,録音して後でゆっくり聞いたり,録音した音声データを音声認識のソフトでテキストファイルに変換し,文書として保管したりでき,また,その文書を読み上げることも可能になります。
VOCA(小型パソコン型)
概要
小型パソコン型のVOCA(Voice Output Communication Aids)です。画面上のシンボルを指で押して意志を伝えたり,階層化されているカテゴリーを選択して複雑な表現を伝えることも可能です。タッチパネルでの操作やスイッチで操作するなど様々な操作が可能です。その他ニーズにあわせた機能の調整が可能です。赤外線で外部機器を操作するものもあります。
VOCA(キーボード型)
概要
キーボード型のVOCA(Voice Output CommunicationAids)です。開発時のコンセプトとして,音声による意志表出が困難な重度の肢体不自由児が対象でしたが,50音を入力出来る支援機器が少ないことなどから発達障害等の障害のある子どもの教育でも活用されています。 基本機能として文字盤を押して意志を伝えることが出来ます。電話やメールなどの通信機能や単語予測入力機能のある物も発売されています。 また,海外では、読み書きが苦手な発達障害の人向けのワープロ機能に特化した乾電池で駆動する物も発売されています。
コミュニケーションボード作成ソフト
概要
シンボルコミュニケーションのためのカード等を作成するためのソフトウェア等です。あらかじめ用意されたシンボルのほかに写真や自作のシンボルを加えてカードを作成することができます。児童生徒が利用するものではなく,教師等がコミュニケーションツール作成のために利用するソフトウェア等です。
漢字学習支援ゲーム
概要
偏とつくりが書かれたカードを組み合わせて漢字を作るカードゲームです。漢字の形の見取りや編とつくりの位置を正しく覚えるための教材です。熟語を作るバージョンもあります。 そのほか,漢字学習支援ソフトもあります。