実践事例
iPadアプリを用いた色彩の学習
概要
本授業で用いる、絵具の原料(顔料)である校舎周辺で採取した土は、環境によってその色が微妙に異なるため、一度作った絵具と同様のものを厳密に再現する絵具を作ることは、顔料を目視して違いを把握する方法では困難である。一度できた絵具の色を完全に再現するためには、色の性質をある基準に照らし合わせて数値化し、規格化することや、周囲の光の色みや明るさ等の環境を一定にすることが必要になる。つまり、一人一人が視覚を通して感じた色を、誰にでも、どこでも再現できるよう法則化する必要がある。
iPadのアプリである「DIC COLORGUIDE for iPad」は、アプリの機能である色彩計の機能があるためiPadで撮影した写真から色の性質の情報を読み取り、光の三原色 (RGB)の量に置き換え、HTML のカラーコードに形式を整形して出力することができる。
この機能を用いて絵具を塗ったものを写真で撮影し、RGB値に変換する。この値を絵具を塗ったパネルに合わせて提示し、色見本とすることで、目に見えない「感じ」が数値化で表されることになる。このプロセスを経験したことで得た気づきを一般化することが、どのような特徴があるかを把握する「学びのプロセス」の学習につながるのではないかと考える。
iPadのアプリである「DIC COLORGUIDE for iPad」は、アプリの機能である色彩計の機能があるためiPadで撮影した写真から色の性質の情報を読み取り、光の三原色 (RGB)の量に置き換え、HTML のカラーコードに形式を整形して出力することができる。
この機能を用いて絵具を塗ったものを写真で撮影し、RGB値に変換する。この値を絵具を塗ったパネルに合わせて提示し、色見本とすることで、目に見えない「感じ」が数値化で表されることになる。このプロセスを経験したことで得た気づきを一般化することが、どのような特徴があるかを把握する「学びのプロセス」の学習につながるのではないかと考える。
学校名
学びの場
特別支援学校
学校段階
高校生
主な対象障害
聴覚障害
教科等
特性・ニーズ
聞く, 話す, 読む, 書く, 計算する, 推論する, 知覚・認知
事例へのリンク
使用する支援機器教材名
支援機器教材へのリンク
登録年月日
2017-06-20 09:53:43
閲覧数
1561